民泊規制-2泊3日から可能に?安易な民泊セミナーはやめて!
2016.08.05 代表あべの妄想やら備忘録
しばらくぶんりの投稿でございます。
以前投稿した逗子のゲストハウス(貸別荘)の旅館業免許がおり、ようやくぼけぼけする時間ができてきました
(ぼけぼけするの大好き)
まずそれはおいておいて、
表題にもありますとおり、ニュースソースは不明ですが、本日の日経新聞の一面で民泊2泊3日から可能になるというニュースがでていました。6泊7日以上の大田区ベースが基本となる予定でしたので、民泊関係者は喜んでいます。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS30H13_U6A800C1MM8000/
しかしながら、新しい不動産投資方法などといって「民泊セミナー」が未だ堂々とされていますが「簡単に儲かる」的な安易なセミナーが多く、民泊プレイヤーが皆 ”民泊解禁 = 決まり・規制を守ること」ということを理解しているか心配です。
私自身先日旅館業の免許を取得しましたが(簡易宿泊所)
免許の取得には様々な規制をクリアし、且つ防災設備等の設置が必要だったり
容易に「誰でもできる」仕事じゃないんです。初期費用の面でも今の民泊とは大きく変わるでしょう。
私自身免許取得に向け開始から最終的に許可おりるまで3か月半かかりました。
最後の最後で土木事務所の指導でどんでん返しにあい、追加工事 オープンがさらに1か月延びました。
民泊も結論 旅館業法の中に入るわけで、必ず下記法規をそれぞれクリアする必要があるはずです。
1、建築基準法 - そもそもその場所で旅館(民泊)営業していいのか
2、所轄の保健所の許可 - 旅館業の許可は保健所になります。地方自治体、はたまた担当者次第で是正項目が違うので気を付けましょう
3、消防法の順守と消防設備の設置 - 旅館営業するにあたり、建物に消防設備の設置をしたり 是正が求められます。 何か事故があった場合直接消防署担当管がたたかれる仕組みになっているのでたぶん一番厳しいです。
4、地方自治体の条例・住民協定 - 条例違反 協定違反では処罰の対象とはなりませんが近隣とうまくやっていくことが小規模旅館 民泊では肝ですので 留意が必要
民泊も簡易宿泊所よりは規制が緩和されるという噂ですが、基本上記4つ各々違う事を言う所轄官庁のいうことをすべてリアしなければなりません。
民泊の規制概要はこれからですが、我が家のように一般居宅を簡易宿泊所にし、堂々と営業してみたい!
という方、上記の問題がクリアできる不動産なのか 10000円+交通費で簡易調査承ります。
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